muon(ムオン)

一般的な極圧潤滑剤はベースオイルに5%~15%の潤滑(極圧)添加剤を配合しますが、
muon(ムオン)は特殊添加剤を50%と高い割合で配合しており、"添加剤がベースオイル"という、
他には例のない特別なチェーンオイルです。
特徴
- 現在まで塩素系以外の潤滑剤では不可能とされていた、
塗布直後からの極めて薄い高荷重対応潤滑皮膜の形成を可能にしました。(初期動作からスムーズに作動) - 摩擦・浸透性を考慮して飛散を抑える粘度に設定しています。
- 浸透後は強力に吸着し、高荷重を支え、チェーン・スプロケットの潤滑をスムーズにします。
- ベースオイルにも防錆効果がありますが、さらに防錆添加剤を5%配合。酸化(サビ)を防止します。
- トルクレンチテスト(高荷重テスト)で負荷1,000kgを超え、水噴霧時においても負荷900kgを超えるデータからも
高回転時・高負荷時・悪天候時に対応できることが証明されています。 - 低負荷時だけでなく、高負荷時においてもチェーンの音鳴りが劇的に減少します。
- 高荷重性に加えて定着性がよく、極薄潤滑皮膜のため、低フリクション型ベアリングオイルとしても使用できます。
用途
自転車競技車両のチェーン・ベアリング・スプロケットなどの潤滑・保護にご使用いただけます。
動画
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Q&A
Q どのようなものに使えますか?
A 現在は主に競技用自転車のチェーンやワイヤー、ベアリングなどにお使いいただいておりますが、
レーシングカートや競技用バイクなど幅広くお使いいただいております。
Q ゴムやプラスチックに付いてしまっても問題ありませんか?
A オイルですのでゴムやプラスチックに付いてしまった場合、全く影響がないということはございません。
塗布した状態で長時間放置しますと変色や劣化の原因となります。
これはムオンに限ったことではなく、オイル全般に言えると考えられます。
輪ゴムに対しての耐油試験では他社のチェーンオイルに比べて膨張率が低かった結果が出ております。
Q 雨天での走行など、耐久性能はどのぐらいですか?
A 走行時の環境やオイルの塗布方法によって変化いたします。お使いいただいているお客様の声を集約しますと
自転車では雨まじりの状況でも450km~500km程度は油膜切れを起こさないと認識しております。
レーシングカートの雨天走行時は油膜切れを起こす可能性がございますので
レーシングカート専用チェーンオイル『インヴィット』を推奨しております。
Q マウンテンバイクに使えますか?
A もちろんお使いいただけます。
Q Oリングチェーンなどシールチェーンに使えますか?
A はい、お使いいただけます。オートバイやレーシングカートのシールチェーンにもお使いいただいております。
Q チェーン以外ではどのようなものに使えますか?
A ワイヤーやベアリング、金属のスライド面、エンジンの組み付けなど金属摺動部全般にお使いいただけます。
Q 自転車、オートバイ、レーシングカート以外ではどのような業界で使われていますか?
A ジェットスキーのワイヤーの潤滑やフォークリフトのチェーン、クレーンワイヤーなど
激しい摩擦や荷重のかかる箇所への潤滑に適しております。
Q 水に濡れている状態で使えますか?
A 水置換性に優れておりますので水に濡れている箇所へも浸透し潤滑膜を形成します。
Q ネジ・ボルトの緩めに使えますか?
A ある程度の粘度はございますので推奨しておりません。浸透性に優れた『マリンルブリカント』をお使いください。